闘病ブログ中休み 夏風邪?

喉の違和感から始まる

新たな病気

夏の間、テレビをみたり片付けや掃除をして過ごしていました。体が疲れやすくなっていたので無理をしないようにしていたつもりです。朝食後に横になって休むこともありました。自分の体と相談しながら動いていました。できる範囲で片付けをしていたのですが8月に入ってから食事中に違和感がありました。食事が喉を通る時つかえるようになりました。”ゆっくり食べないからかなー”などと思いながら痛みもないので気にもせずに食事をしていました。たまに運動もしないといけないと思い家の中でウォーキングマシーンで3キロほど歩いたりしていました。お盆前に突然トイレで立ち上がる時にギクッっと腰が痛みぎっくり腰になってしまいました。以前年末にぎっくり腰に初めてなった時は冬だったので”まさか夏にもぎっくり腰になるのかー”と驚きながらシップを貼ってサポーターを着用して過ごしました。動きすぎたのかもしれないと思い片付けは無理をしないよう重たい片付けは止めておきました。それからだんだんと喉のあたりが腫れていき益々食事の喉越しが悪くなっていきました。お茶を飲みながら食事を胃に流し込んでいました。合わない枕で寝ていたので首が原因かと思い低反発の枕を新調しましたがやっぱり私の頭には合わない枕でした・・・がせっかく買ったのでしょうがなく使用していました。去年の入院でシャワーの利便性に目覚めたので(シャワー室で高めの風呂用いすに座ってシャワーを使用していました。)今年はシャワーで済ますことが多かったので夏風邪でも引いたのか?と思っていました。喉が腫れた事が今までなかったのでどうしたのか原因もわからないまま様子をみていました。夏風邪なら直ぐに治るだろうと甘くみていました。段々と喉が腫れて痛みが出て来ました。今まで風邪をひいていた時はヨードチンキを喉の奥にシュッシュと数日していれば治っていたのであたりまえのように使っていました。しかし全く痛みがやわらぎません。

内科・歯医者へ行く

8月末、糖尿病の薬を処方してもらうついでに、内科の先生に相談しましたが詳しく調べてもらうすべもなく諦めました。首や奥歯のほうも痛くなってきたので、すがる気持ちで歯医者に行きました。レントゲンを撮って調べてもらいましたが歯は虫歯になっていないと言われて・・それでも奥歯の歯垢を掃除してもらい3回通いました。しかし全く痛みが消えることも無く喉はどんどん腫れて痛み、体中が筋肉痛になりマッサージ機で体をほぐさないといられなくなりました。あまりの痛みで首を指圧するものまで勢いで購入してしまいました。主に喉、首、肩、背中、腰、すねが痛み(やっぱり体中)パソコンを打つのもしんどいくらい腕が重く痛み、今までの人生でこれほど体中が痛かったことがないほどの激痛です。体がだるく片付けも出来る精神状態にもならず1日中横になる日々でした。子宮頸がんの時は痛みが全く無い状態だったので死の恐怖と戦いましたが、今回は喉が腫れ、体中が痛み、横になり目を閉じればグルグル回る感覚のめまいがして気持ちが悪くなり、この期間でぎっくり腰に3回もなりました。自由がきかなくなるほど体中が痛み夕方には寒気がしたので早めに熱いお風呂に浸かるようにしていました。少しでも痛みから解放されたい一心でした。血行が良くなれば夏風邪が治るかもしれないと思っていました。この度は壮絶な痛みとの闘いでした。

大病院(婦人科・総合内科)へ行く

歯医者さんが「喉のあたりが痛むなら耳鼻咽喉科ではないか?」と言っていました。私は子宮頸がんより前は出産で総合病院・歯医者くらいしか利用したことがなく、子供の治療で総合病院・耳鼻科や眼科には行きましたが喉の病気は初めてだったのでどこに行けばいいのか躊躇していました。歯医者の治療後に子宮頸がんの経過観察を予約していたので大病院の婦人科の先生に聞いてみようと思い痛む体でなんとか病院に行きました。子宮頸がんの内診は変化は無く安心しました。そしてぎっくり腰になった事を話して入院中にロキソプロフェンを処方してもらった事を伝えて1週間分の薬を処方してもらえました。また婦人科の先生に喉の事を相談しましたが、専門外なのでわからないようで次の日に総合内科を予約してもらいました。

その日の夕食後にロキソプロフェンを飲みました。30分ほどしたら体中の痛みが消えていました。ロキソプロフェンは鎮痛剤なのでよく効くことはわかっていましたが、喉の痛みや体中の痛みから解放されるとは思わなかったのでその効き目に大変感激しました。久しぶりに熟睡出来ました。次の日の朝、診察があると思いロキソプロフェンは飲まないで大病院の総合内科に行きました。

受診時にロキソプロフェンがとても効果があった事を説明しました。でもこの喉の腫れや痛みが何かわからないので調べてほしかったのですが、私が子宮頸がんで治療したことでいきなり「CTを取りましょう」と言われてびっくりしてしまいました。私が総合内科という科がよくわからずに受診したのがいけなかったのか・・専門外の婦人科の先生にすがってしまったのがいけなかったのか・・総合内科の先生は内診をするところではなく患者の話だけで治療を始めようとされたので私は驚いてしまいました。すがる思いで総合内科に行ったのに触診や血液検査・エコー検査などもしないでいきなりCTなんて・・・と思いながら先生に”どうする?”と聞かれて悩みました。病院の先生に対して素人の私があれしてこれしてなんて言えないなと躊躇してしまい他の科を紹介してもらえるような空気ではなかったので・・CTはお断りしてすぐに帰りました。帰りながら痛む体を押して2日も続けて通ったのに院内紹介でのあしらわれ方にガッカリしました。喉の痛みについて専門外だったからなのかと、自宅に帰りながら考えたりして、医者の検査資料がないと大学病院では治療をしてもらえないのか?と思い”個人医院の耳鼻咽喉科に行って診察してもらい状態をみてもらい詳しく調べないとわからない場合に大病院に紹介状を書いてもらい紹介状を持って行けばちゃんと診察してもらえるんだな”と考えて自宅に帰ってからパソコンで最初に検索で出て来た所へ行くことにしました。

耳鼻咽喉科へ行く

休み明けに個人経営の耳鼻咽喉科に行きました。喉の腫れと痛みを説明したらいきなり鼻から内視鏡を入れられ写真を撮られて食道の弁は腫瘍は無く大丈夫らしく私は初めての内視鏡検査におえつを吐き😢泣きながら先生の話を聞きました。痛みとショックでまたなすすべもなく・・・私が望む検査をしてもらえることはなく子宮頸がんで大病院にお世話になった事を伝えるとすぐに大病院の耳鼻咽喉科への紹介状を書いて渡してくれました。結局私はがんを患ったことで、別の病気でも大病院でないと詳しく調べてもらえないことに気がつきました。それには先ず、個人病院で診察してもらい紹介状を書いてもらわないと大病院で診てもらえないシステムに気が付きました。今まで病院にかかる機会が無かったのでそのシステムに気づかずに遠回りをしていました。痛みに我慢が出来なくて病院に催促の電話までしましたが結果的に、2週間後に大病院の耳鼻咽喉科の予約が取れました。(本当は設備のある内科に行く事をおすすめします。耳鼻咽喉科では内視鏡で検査をするので喉の患部に触れて痛いし内視鏡では喉の腫れは見えません。血液検査・エコー検査をしてもらえる病院へ行くべきだったと思います。なぜなら大病院の耳鼻咽喉科に行きましたが私の病気は耳鼻咽喉科ではなかったのです。)色々な先生にすがって頼ってしまいましたが、医者は専門外のことはわからないという事、紹介状がなければ的確な処置をしてもらえない事、自分の体は自分で守らなければならない事、自分の無知な考えで行動した結果なので諦めて待つしかありませんでした。病気でこんなに迷いに迷って困った事も私の人生経験ではあまり無かったのでほとほと疲れはてました。

ロキソプロフェンを飲む

ロキソプロフェンはぎっくり腰のために処方してもらっていたので夕食後に1錠飲んでいました。この先どうなるのかわからなかったので1週間分の薬を1日1回だけ飲みました。次の日の10時頃には薬が切れて体中が痛み、横になるかマッサージをしていないといられませんでした。私の腎臓は60%ほどで機能しているので、薬で腎臓にダメージがあると思うと怖かったので夕食後にだけロキソプロフェンを飲んでいました。30分後には痛みが噓のように無くなるので不思議でしたがおかげでよく眠れて助かりました。ここまでで全く医者の指導が受けれていないので自己判断でロキソプロフェンを飲んでいました。よく効くので飲んでいましたが本当にロキソプロフェンが私の病気に合っていたのかわからなかったので疑心暗鬼になっていました。しかし薬が切れたら本当に倦怠感でしんどかったです。しかし色々病院を回りましたが夏風邪から喉の治療は全くしてもらっていないので知識もなく、痛みに耐えながら2週間待つ間ただただパソコンで私の症状を検索して何の病気か調べていました。

パソコンで検索

【喉の腫れ】で検索するとヒステリー球など出て来たりしたのでツボを押してみたり、ストレッチをしてみたりしました。逆流性食道炎も出て来ました。今より10㎏体重が重い時は胃液が喉に上がってきたことがありました。食後に戻した事もありました。必要以上に食べ物を口に入れていたように思います。仕事・家事・家族・・・毎日何かに縛られ、ストレスもあったので食べる事で発散していました。子宮頸がんの退院後に胃痛があって市販の漢方胃腸薬を飲む事もありました。原因がわからないので喉に関してのあれやこれやで悩む日々でした。”なんとなく喉の病気なんだろうなーもしかしてまた癌だったらどうしよう”などと考え体中の激痛に耐えていました。喉の腫れは右側から左側も腫れてはっきりわかるほどに大きくなりました。

・・・後日、私の病気がわかったのですが甲状腺について全く知識が無く甲状腺ホルモンについても初めて聞くような状態でした。私はもしかして橋本病?なのかな・・ホルモンが不足して体中が痛むのかな?などと予想していました。この期間横になって寝た時にめまいが頻繁にありました。目を閉じるとフワッとしてぐるぐる頭が回転する感じで気持ちが悪くなりました。パソコンで調べてみて”耳石”が原因だったのか?・・治った今はめまいも落ち着いたようです。不思議と熱は全く上がりませんでした。病院へ行くのに熱があったらコロナと間違えられても困るし、この状態で熱まであったら耐えられなかったと思います。何がなんだかまったくわからない病気・・・苦しい2週間でした。コロナウィルスが広まっていたのでしょうがないですが、痛くて痛くて辛いのに2週間も処置をしてもらえないことに憤(いきどお)りを感じていました。

2ヶ月間の経緯を振り返る

2週間待つ間、私は今までの経緯を振り返っていました。最初に糖尿病の薬をもらっていた内科病院は退院時に安易に決めたのでエコー検査などの機材が無い所で、調べてもらいたくても無理でした。(近くて良かったので持病とは別件でまた利用させて頂こうと思います。)私のような癌になって抗がん剤治療や放射線治療をした体は腎臓なども機能が低下していますし、体調不良時に判断がつかずに迷って大病院に頼るのではなく、かかりつけ医を探さないと今回のような事になり大変な目になりかねないと思い病院を変えることにしました。パソコンでたまたま出て来た内科の病院が通える範囲内で大病院ともつながりがありエコーの設備もありました。9月末に糖尿病の薬が切れかかっていたので思い切って受診して今までの経緯を伝えてかかりつけ医として糖尿病から診ていただくようにお願いしました。体中の痛みでパニック状態の私はなりふり構わずに大泣きしながら申し出たので先生は引いていました。先生は誠実に受け止めてくださり、個人病院の治療の限界についてわかりやすく説明していただけたので安心してこれから治療をしていこうと思いました。このような状態にならないと多分、病院を変えるなんて事はしなかったと思います。なんとなく糖尿病の薬を処方してもらっていたでしょう。その考えが(糖尿病だけに)甘かったな~と思いました。この2ヶ月8月から9月末頃まで今まで経験したことのないほどの激痛に苦しみました。痛みの中で自分は何をすればいいのか深く考えました。今までは家族の事ばかり考えていました。子宮頸がんになってから自分を大切にする事、愛する事をずっと考えて行動していました。自分のために何をするべきか・・・

自分に起こった初めての経験だったので病気の治療をしてもらえるまでに2ヶ月もかかってしまいました。自分の体の状態に対応してもらえるかかりつけ医院を探すきっかけになりました。設備のある病院だったら大病院まで行かなくてもよかったのかもしれません。癌を治療したので大病院と連携してもっと早く判断してもらえたかもしれません。後悔がたくさんありますが前向きに今後の生活を考えたらこのきっかけがあってよかったと思います。・・・2週間後に大病院へ行きました。

喉の病気ー1

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