病状説明

CT・MRI・血液検査の結果 治療決定

CT・MRIをしてから5日後に大病院へ検査結果を聞くために主人と一緒に行きました。診察カードを入れて診察内容が書かれた用紙を見ると【尿検査】【採血】と書いてありました。尿検査を先にして採血は前回より詳しく調べるための血液検査をしました。糖尿病科の先生に尿と血液の検査結果でグリコアルブミンと尿中アルブミン・クレアチニン比の数字に○印を付けて症状を教えてもらいました。

グリコアルブミンは2~3週間の血糖の平均で私の数値は上限値を超えていました。 尿中アルブミン・クレアチニン比は尿蛋白が出ていて数値は正常数値の5倍ありました。2型糖尿病になっていました。次回栄養士の先生の指導を予約してもらいました。主人も糖尿病なので一緒に聞くことにしました。

それから、もうひとつの病気の結果を聞くために  婦人科へ行きました。呼ばれて診察室へ2人で入りました。パソコンの画面に映った私の身体の臓器を指差し「これが腫瘍です。」と明らかに子宮の色とは違うボコボコした大きな塊が子宮口にありました。「これは扁平上皮癌で腫瘍の大きさは3㎝で子宮頸がんⅡA1期です。」と言われました。転移はありませんでした。ⅡA1期・・・と聞いて私はあわよくばⅠ期ならいいなぁと淡い期待をしていたのに・・・Ⅱ期だったのか・・・もうダメだぁ大手術だ・・・とあきらめかけていたところ・・・

糖尿病も発症しているので、同時化学放射線治療で放射線を外と内から照射して抗がん剤を週一度で5回します。1.5ヶ月から2ヶ月ほどの入院です。」と言われました。私に手術の選択は無いようでした。「子宮の機能は無くなりますがいいですか」と聞かれ閉経しているので…私は「はい、大丈夫です。」と答え・・・それよりも手術をしなくても治療ができる事に衝撃を受けて先生に何度も聞き返していました。

私の場合は子宮頸がんの中でも治療しやすい型だったようです。専門的な事はわかりませんが多量の出血があったことで(子宮を刺激する機会があり)発見できて、幹部が子宮口から見えていたので確認がしやすかったことと、直ぐに大病院へ紹介してもらえた事と大病院で手術ではない方法の治療ができる状況(医療の進歩)とが私にとっての幸運でした。経産婦であったこと、50代で閉経していた事、糖尿病になったことで手術が出来ないことも考慮して放射線と抗がん剤の治療と決まったことで私はそれまでの不安が取り払われ長い入院の中で子宮の機能が無くなっても、後遺症があっても生きていたいと思い子宮頸がんと糖尿病の治療を頑張ろうと心に決めました。

治療方針が決まって入院をする事になるので入院のための血液検査をもう一度受けました。短い期間で治療方針を決めて頂き入院も決まったのでホットしました。(コロナで病室が不足している現在の状態より前だったので助かりました)入院は夏休み明けなので、すぐに事務員さんから入院の資料をみながら説明をしてもらいました。私は入院期間が長いので数人が入る病室の窓際をお願いしました。病衣は貸し出し出来ますが有料なので自分で用意することにしました。限度額適用認定証または限度額適用・標準負担額減額認定証という月ごとの入院費窓口負担が自己負担限度額までの支払で済むことを聞きすぐにまた詳しい方に教えて頂きました。入院費の負担を減額してもらえる制度があって助かりました。入院時に提示しないと全額支払をしたのち払い戻してもらう事になるそうなので、いくら入院費用がかかるのか・・・怖かったので入院日までに認定証がもらえるように急いで申し込みをしました。入院費の支払は現金払いとクレジットカード支払いが出来て私はクレジットカードで支払いをした事がなかったのですが多分高額なので現金を持つのも不安でクレジットカードを使おうと決めました。

色々金銭面で不安だった私はこの頃は段々と瘦せてきていたので顔写真を携帯で撮りマイナンバーカードの申請もしました。(マイナンバーカードをつくるとキャンペーン期間中毎月お得なのかと勘違いしていました。結局期間中合計5,000円お得だったのです。トホホ・・・)

入院の資料をみながら入院の用意を始めました。病院はインターネットは使えないので携帯電話のプラン設定のギガ(GB)数を20ギガ(GB)プラスしてもらいました。(家族でシェアしていて私は普段は家のWi-Fiでギガをあまり使っていなかったのですが病院では検索や動画はモバイルデータ通信(ギガ)を使うので家族で分け合うのに少ないギガで負担がないように考えて2ヶ月だけ変更しました。私は20ギガあれば十分携帯電話でインターネットがみられてストレスが無くて良かったです。料金は私の場合1ヶ月2,500円のアップで変更が出来ました。電話会社のオペレーションの方に事情を説明すると丁寧に教えて頂き私は病気になったことで気持ちが沈んでいましたが親切な対応に人の優しさを感じました。・・・

時間が無かった私はますます掃除や片付けに没頭し、眩しい窓にフィルムを貼ったり薄汚れた壁紙にシールを貼ったり下駄箱を掃除したりしました。・・・それから4日後に栄養指導と糖尿病科を受診しました。食品サンプルを見せてもらいながら食べたら良い食品や食べられる量を教えていただきました。私は今まで晩御飯に重点を置いていたのですが先生に聞くと三食だいたい均等に食べるのが良いと教えていただいて今までの食生活が間違っていたことを知りました。夫婦でなかなか生活リズムを変えることは難しいなぁと感じています。(今は朝食に野菜粉末を低脂肪乳や豆乳で溶かした飲み物をプラスしたりしています。)・・・糖尿病科では入院中に糖尿病の治療も同時にしていく方針を説明していただきました。

私の子宮頸がんーNo,7

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